皆さん、黒ニンニクをご存じでしょうか。
ニンニク1

真っ白いニンニクを熟成・発酵させると、真黒なニンニク「黒ニンニク」ができます。

元々栄養価が高いニンニクですが、熟成・発酵させることで、さらに栄養価が高まることが研究結果でも報告されています。
健康な身体づくりのためも食べる方が増え、最近ではスーパーなどでも見かけるようになりました。

家庭菜園で種球から栽培したニンニクを使って、ご家庭で黒ニンニクを作ってみませんか。
今回はニンニクの栽培方法ではなく、黒ニンニクについてご紹介いたします。

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※例年5~10月に販売

■黒ニンニクって?
『黒ニンニク』とは、生のニンニクを蒸し焼きにして熟成させた健康食品のこと。
皮をむくと中身は真っ黒で、口に入れると甘酸っぱいレーズンやプルーンのような、とてもニンニクとは思えない味わいです。ニンニク特有のあのニオイが、熟成させることによりほとんど感じられなくなり気になりません!! 熟成させるだけで、見た目も味わいも、白いニンニクとは全く別の代物になります。
食べやすいので、手軽に食べられる健康食品として注目を集めています。

■熟成で栄養価アップ?!
ニンニクを熟成させることで、アルギニン・Sアリルシステイン・シクロアリイン・プロリン・ピログルタミン酸他、各種アミノ酸が数倍に増強するともいわれています。
※熟成温度や湿度、期間によって成分量が異なります。

■特有のニオイが消える?!
発酵・熟成により、ニオイの原因となる揮発性の硫黄化合物が減るため、生ニンニク特有のあの強いニンニク臭は少なく微臭です。ニンニクのニオイを気にせずお召し上がりいただけますので、気軽にお料理などにもお使いいただけ大変便利です。

■食べ方
食べ方は簡単。皮をむいてそのままお召し上がりください。1日1~2片が目安で、体調に合わせてお召し上がりください。黒ニンニクは熟成されているので、生ニンニクのような刺激が少なく、胃の弱い方でも安心して食べていただけます。煮物、炒め物、ドレッシングなどのたれなど、お料理にも使え、美味しさ満点で手軽にご利用いただけます。

最近ではスーパーなどでも手に入りますが、家庭でも炊飯器を使って簡単に黒ニンニクをつくることができます。
次に黒ニンニクの作り方をご紹介します。

炊飯器を使った黒ニンニクの作り方

<材料>
・ニンニク  中玉15個程度
・キッチンペーパー  2枚
・ざるorかご  1個
 (炊飯器の底に収まるぐらい)
・保温機能付き炊飯器    1台
 (普段使いしないものがおすすめ)
<作り方>
1.炊飯器の底にざるやかごを入れその上にキッチンペーパーを敷きます。
2.空間を埋めるようにニンニクを詰め込み、キッチンペーパーを上に掛けます。
3.保温スイッチを入れ、12~14日を目安に熟成させます。
4.完成まで2~3日に1回ほどニンニクを上下にひっくり返したり、並べ替えたりします。
5.熟成が完成したら炊飯器から取り出します。
6.網やザルに上げ1日干したら完成です。
ニンニク2

炊飯器のスイッチを入れるだけで簡単に黒ニンニクが作れます。
種球から栽培し、たくさん収穫できたニンニクの一部を黒ニンニクに加工してみてはいかがでしょうか。
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※例年5~10月に販売
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国華園ではニンニクの名産地青森県産の熟成黒ニンニクも販売しております。
わざわざ作るのが面倒だという方には、プロが作った完成品はいかがでしょうか。
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